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サーバ構築
プログラミング
[Ubuntu]OSをインストールした後にやるべき設定一覧
2023.02.09

サーバは構築した後は必要最低限以下の設定しかされておらず、開発に利用や運用に利用するには
セキュリティ的に非常に脆弱性が高い。

そのため以下のような設定を最低限行うことで最良とは言えないが、必要なセキュリティを設定することができる。


パッケージ更新

インストールディスクのことを信用しては行けない。
とりあえず内部システムを更新する。

  1. パッケージリストの更新
    sudo apt-get update
  2. インストール済みパッケージの更新
    sudo apt-get upgrade

 


sshdの設定

SSHの設定は特に悪用されやすいものの一つ。
ここを強くするだけでもセキュリティ的にすごい強くなる。

/etc/ssh/sshd_configの編集

    1. Portの変更
      14 - Port 22
      14 + Port <適当なポート番号>
    2. rootログインの禁止
      33 - PermitRootLogin without-password
      33 + PermitRootLogin no
    3. パスワード認証を禁止
      123 - PasswordAuthentication yes
      123 + PasswordAuthentication no

設定後はsshサービスを再起動する

$ sudo service ssh restart

 

ファイアウォールの設定

ファイアウォールを利用して必要なポート以外はすべて閉じるように設定する。
これを設定しない限りどこからでもアクセスできる状態なので注意。

ファイアウォールのインストール

$ sudo apt-get install ufw

ポートの開放
(後ろの192.168.0.0はローカル接続のみ許可する設定です。)

$ sudo ufw allow <上で設定した適当なポート番号> from 192.168.0.0/16

設定の無いポートはすべて閉鎖

$ sudo ufw default deny

ufw の有効化

$ sudo ufw enable

設定の確認

$ sudo ufw status
Status: active

To            Action From
--            ------ ---- 
<適当なポート番号>    ALLOW  192.168.0.0/16

以上で最低限の設定の完了です。

あとは構築するサービス等に合わせて構築していきましょう。