Howdy!(やあ!)テキサス出身のインターン生、イーサンです。日本での6ヶ月間のインターンシップ中、故郷の友人や日本でできた友人から、同じような質問をされます。「ホームシックにならない?」と。手短に答えれば「No」です。家族や友人、祖父の古いディーゼルトラック、そしてバーベキューグリルが恋しくなることは確かにありますが、ここ日本でも、故郷のテキサスを感じさせてくれる素敵なものを見つけたからです。
その一つ目が、日本の競馬です。実はアメリカで競馬場に行ったことは一度もありませんでした。ただ、祖母がよくテレビでケンタッキーダービーを見ていたことや、いつか生でレースを見たいと話していたのを覚えています。私の祖父母はテキサスの田舎の牧草地帯に住んでいるので、子供の頃は馬や牛などの動物を見るのが日常茶飯事でした。こうした背景もあって競馬場へ行くことへの関心は元々あったのですが、一つの疑問が残っていました。「どこに行けばレースが見られるのか?」と。その答えは、偶然見つかりました。ある日、友人と「大井競馬場フリーマーケット」に行ってみようという話になり、駅の外に降り立ったとき、友人の一人が「なんだか馬小屋の匂いがする」と言ったのです。その時、厩舎のドアから白い馬が顔を出しているのが目に入りました。私たちは偶然にも大井競馬場にたどり着いていたのです。それ以来、私は水曜日の夜になると何度かそこに足を運び、ウォーミングアップで軽やかに歩く馬たちや、ギャロップでコースを駆け抜け舞い上がる砂埃、賭けた馬が勝った時の観衆の大歓声、そして負けた時の絶望的なため息に心を奪われてきました。昨年の11月には、幸運にも東京競馬場で開催されたジャパンカップに行くことができ、その日の最終レースには7万7千人以上の観客がスタジアムを埋め尽くしていました。馬たちがゴールラインを駆け抜ける瞬間のエネルギーと熱狂は、私の母校であるテキサスA&M大学のスタジアムで行われるアメリカンフットボールの試合(10万人以上の学生やファンが集まります)を思い出させてくれました。2つのスポーツは全く異なるものですが、故郷で楽しんでいたことを思い出させてくれるユニークな体験が日本で見つかってうれしく思います。
また、テキサスの友人たちから数多く寄せられたおすすめスポットの一つが、テキサス風のバーでした。「リトル・テキサス(Little Texas)」というそのバーは、まさにその名の通りでした。床から天井まで、テキサスのさまざまな大学の看板(私の愛するテキサスA&Mも!)、Buc-ee’s(バッキーズ)やH-E-Bといったテキサスのチェーン店のグッズ、ヴィンテージの広告看板、テキサス中からの旅行者のサイン入りドル紙幣で埋め尽くされ、ブラウン管テレビからはロデオの録画映像が音を立てて流れていました。しかし、このバーは見た目がテキサスなだけではなく、味や音も本物でした。メニューにはテキサス・ステーキ、各都市のホットドッグ、最高のテキサス風トッピングが乗ったフライドポテト、さらには竜巻のような形をしたオニオンリングのタワーまでありました。メニューに自分の好物を見つけた瞬間、「ここは間違いない」と確信しました。グレービーソースとトースト、コールスローがついたテキサス・フライド・ステーキは期待通り最高でしたが、このバーで一番気に入ったのは食事だけではありません。生演奏のカントリーミュージックこそが、この小さなバーをまるでテキサスの我が家のように感じさせてくれたのです。私が行った夜は、「ホンキートウキョウ(The HonkyTokyo)」というバンドが演奏していました。これはカントリー音楽を楽しめるバーを意味する「ホンキートンク(Honky-Tonk)」をもじった名前ですね。まさか東京の小さなバーで、日本のバンドが私の大好きなカントリーソングを演奏してくれるとは夢にも思いませんでした。さらに信じがたかったのは、他のお客さんの多くがラインダンスを踊っていたことです。恥ずかしながら、私は長年テキサスのダンスホールに通い、中学でもラインダンスを習ったにもかかわらず、ずっと苦手なままでした。テキサス出身の私は他の人にラインダンスを教える側だと思われたかもしれませんが、実際は逆でした。ある親切な男性が私を生徒として迎え入れ、「エレクトリック・スライド」というダンスの基本を教えてくれたのです。地球の反対側から来て言葉も違う私たちですが、テキサスの音楽とダンスへの愛で絆が深まりました。夜が終わる頃には、バンドの演奏に合わせてエレクトリック・スライドを踊り、私がダンスフロアのみんなをリードするほどになっていました。音楽とダンス、そして食事を楽しむためにまた絶対に行こうと思っています。
「カウボーイ」という言葉を聞くと、たいていの人は馬に乗っている姿を思い浮かべるでしょう。だから、相棒となる馬がいなければ大したカウボーイにはなれません。幸運なことに、解決策が見つかりました。いや、解決策の方から私のもとへやってきたと言うべきでしょうか。ある日郵便受けを確認していたら、東京での乗馬レッスンのチラシが入っていたのです!これを書いている時点ではまだ日本での乗馬レッスンには行けていませんが、休日に馬と触れ合うのを楽しみにしています。現在は友人と北海道旅行を計画中で、引退した競走馬に会える有名な牧場を訪れたり、乗馬レッスンを受けたりと、たくさんのアトラクションを楽しむ予定です。日本で四本足の友達を作るのが待ちきれません!
泥や雨、日差しにさらされてきた使い古しのカウボーイブーツ、縫い目の擦り切れやポケットについたスマホと財布の跡が馴染んだラングラーのジーンズ、そしてパールスナップシャツ。これらを身につけ、さまざまなアクティビティを楽しむことで、日本最大の都市にいても故郷にいるような気分になれました。ホームシックを感じているテキサス出身の仲間たち、あるいは「ワイルド・ウェスト(西部開拓時代)」の雰囲気を味わいたい冒険好きな皆さんは、ぜひこれらの場所をチェックしてみてください!