ドキソルビシン心筋症の早期発見は、癌患者の心不全を軽減するための主要な目的となっています。
この研究の目的は犬にドキソルビシン投与後の心機能の変化をIVPGを使って検出することです。
結論として、犬のドキソルビシン心筋症が観察された最初の変化であり、IVPGのみが心機能の無症状変化を非侵襲的に検出できることを明らかにしたことを示していると報告されています。

Katsuhiro Matsuura, Kenjirou Shiraishi, Ahmed S. Mandour, , Kotomi Sato, Kazumi Shimada, Seijirow Goya, Tomohiko Yoshida, Pitipat Kitpipatkun, Lina Hamabe, Akiko Uemura, Zeki Yilmaz, Mayumi Ifuku, Takeshi Iso, Ken Takahashi and Ryou Tanaka, "The Utility of Intraventricular Pressure Gradient for Early Detection of Chemotherapy-Induced Subclinical Cardiac Dysfunction in Dogs", animals, Published Online (2021) . https://doi.org/10.3390/ani11041122.