Blood flow analysis with computational fluid dynamics in the left atrium after left atrial plication: a prospective study
新潟大学榎本先生らの研究では、拡大した左心房(LA)における血流の淀みを評価し、左心房の縫合手術(LAP)によって血流の淀みを軽減できるかを発表しています。
慢性心房細動の患者5名を対象に術前術後のCT画像と4D Flow MRIを使用して、CFD解析を実施しました。
結論として、CFDを駆使した手術シミュレーションにより拡大したLAに対するLAPが、仮想的な左心房付属部摘出手術(LAAR)の形状よりも血流の淀みを改善することが示されました。
Reference
Takashi Enomoto, Takehito Mishima & Masanori Tsuchida , "Blood flow analysis with computational fluid dynamics in the left atrium after left atrial plication: a prospective study", General Thoracic and Cardiovascular Surgery, 第72巻、209-215ページ、(2024年) (2024) https://doi.org/10.1007/s11748-023-01963-2.
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