FAQ

よくあるご質問(共通項目)

 

Q. 血流解析シミュレーションとiTFlow(4D Flow MRI)は何が違いますか?

血流解析シミュレーション(CFD)はCTやMRIから構築した血管形状や血圧などのデータを元に、スーパーコンピュータなどの高性能コンピュータで流体の方程式を解き血流を計算する手法です。分解能が高く、細かな流れを可視化できます。また仮想手術シミュレーションが可能です。
一方、iTFlow (4D Flow MRI)はPhase Contrast法という撮影方法で、画像解析により直接血流速度データを計測することが出来ます。得られたデータはソフトウェア上で処理され流れが可視化されます。解析ソフトウェアは、通常のパソコンで動作します。

Q. 血流解析シミュレーションとiTFlowはどちらを使うのが良いですか?

血流解析シミュレーションは冠動脈のような小さな血管の解析、壁面ずり応力(wall shear stress, WSS)やOscillatory shear indexの解析に向いています。また、仮想手術シミュレーションが可能です。 iTFlowはシミュレーションで計算することが難しい心室内の流れや弁周囲の流れ、大動脈解離の真腔内/偽腔内の血流解析に向いています。

iTFlowに関するご質問

 

Q. iTFlow解析用の4D Flow MRIを撮影するためにはどうすればよいですか?

まずは、MRI装置で4D Flow MRI撮影が可能かどうかをメーカーにお問い合わせください。GE、Philips、SIEMENS各社のMRI追加モジュールに対応しております。

Q. MRI撮影方法はどのように設定すればよいですか?

心臓大血管の解析に関しては弊社推奨プロトコルがございます。
Venc (Velocity Encoding)は折り返し現象が起こらず、かつ大きすぎない値で設定してください(正常大動脈であれば1.5m/s程度)。解像度は解析対象に合わせて必要十分な大きさで設定してください。
撮影方法はエネルギー損失などの算出に影響しますので、症例間で撮影方法を統一してください。

Q. 撮影方法は推奨プロトコルと違うものでも可能ですか?

殆どの場合、推奨プロトコルと異なっても解析可能です。拍動に伴う血管位置のズレを補正するためにSSFP画像の同時撮影を推奨していますが、造影剤を使用したmagnitude画像を使用することも可能です。また、精度は落ちますがSSFPや造影無しでも流れの解析は可能です。

Q. 撮影したデータが解析可能かどうか調べもらうことは出来ますか?

データの検証は無料で行っております。弊社宛にデータをお送り下さい。

Q. iTFlowの動作に必要なPCのスペックを教えて下さい

Windows 64bitであることが必須です。(32bit OSでは動作しません)
また推奨スペックは下記のようになっています。
・Windows7以上
・CPU マルチコア、3.0GHz以上
・メモリ 16GB
・ビデオメモリ 2GB以上

 

血流解析シミュレーションに関するご質問

 

Q. 解析には何が必要ですか?

患者固有の血管形状で解析する場合、3次元的な形状が正確にわかる造影CTやMRIが必要です。
画像はなるべくスライス幅が細かいものが好ましいです。画像によってはアーチファクトなどにより解析できない場合もございます。
CAD(Computer Aided Design)を使うことで寸法から血管形状を作成することも可能です.
解析の目的や種類によっては加えて血圧や血流量、シンチグラフィなどの情報も必要な場合がございます。
まずはご相談ください。

Q. 価格表にない解析は可能ですか?

可能な限り対応いたしますのでまずはご相談ください。基本的には血管などの変形を考慮しなくても良い解析ならば可能です。

Q. 大動脈解離の解析は可能ですか?

フラップの動きを考慮しない解析でしたら可能です。

Q. バリデーションはしていますか?

乱流モデル、境界条件などに関しては4D Flow MRIによる血流パターンやカテーテル圧など実測値と比較することでバリデーションを行っています。また、弊社で用いている解析手法は弊社顧問の板谷医師が出版した教科書に基づいて行われています。